EXIT

このブログを始めて今月末で、ちょうど一年になります。
訪問者の数もおかげ様で、延べ13000人(残り19名様)を今週中には超えそうです。
このような稚拙な内容のブログにとって十分すぎる数字です。
たくさんの方々に感謝しなければなりません。

ブログという存在を教えてくださったSさん。
リンクをしてくださっている方々。
コメントを残してくれた方々。
TBしてくださった方々。
訪問してくださった方々。
ネタになってくださった方々。

本当にありがとうございました。

笑いは人の心の重石を軽くしてくれる。
これは僕の信条です。
ホラ日記は寒暖差が激しすぎて、必ずしも笑えるわけではありません。
毒が過ぎる記事も多くありました。単純に寒い記事が大半でした。
仕方ありません。僕が作ったものなのですから。

ホラ日記のタネを明かしますと、このブログをはじめたキッカケは僕が訪問介護をしていたおじいちゃんの死でした。
痴呆症のおじいちゃんなんですが
僕が夕食を作りに行くと、いつも笑顔で迎えてくれました。1週間の献立は決まっているのですが、いつもおいしそうに食べてくれました。
旅行と写真が好きなおじいちゃんで、家の壁にはたくさんの国の写真が貼ってあり、いろんな国のおみやげが並んでいました。食事の合間に、その一つ一つの思い出を楽しそうに語ってくれました。
痴呆のはずなのに水曜の夕飯のビールのことだけは忘れませんでした。ビールを飲みながら戦時中の満州とソ連との国境で寒い中で飲むビールのおいしさを教えてくれました。
そして、たまたま切らしていたりすると少し寂しそうに食事をするのでした。
老人は昔の話ばかりしたがる。そんな目線で見ることは誰にでもできますし、僕自身もそんな風に思います。
けれども、それは老いとともに消えてゆく記憶を一つでも多く他の誰かに伝え、この世界に自分の欠片を、存在を置いていきたいという長い長い遺言なのかもしれません。
現にこうやっておじいちゃんについて僕が語っていることがその証でしょう。

そして、たくさんの話を たくさんの笑顔を たくさんの時間を僕にくれたおじいちゃんがこの星を出発して二回目の秋が来ました。あまりにも遠くに行ってしまったので、今度、地球に帰ってきたときにはウラシマ効果で僕の方がおじいちゃんになってしまっているかもしれません。

人はなぜ存在するのだろう。何十年も生きて、そして、消えて。何が幸せなんだろう。どんなにお金を稼いでも、どんなに会社に尽くしても、どんなに愛されても死んでしまえばみんな同じじゃないか。
ふと、忙しい日々の中の合間に脳みそがポカンと空いたときに入り込んでくるこの思いは僕が知っている一番難しい数式でも解けそうにありません。

解けてしまったら、それはそれでつまらない人生なのかもしれませんね。
解けないのはわかっています。
でも、解くためにはどうすればいいのだろうと考えることが不完全なピースながらも人間にとっての生き方じゃないかと思ったのです。

そして、感情の中で笑うという動作が目的や目標から逸れそうになるとき、そっと位置を戻してくれのではないかと考えています。

そこで実験してみました。
ホラが僕自身と周りに与える影響について。

1年経って。
何かが変わったかと言うと、あまり変わってないような気がします
僕は無力です(苦笑)

でも、おじいちゃんは笑っていました。布団の中で。何か楽しい夢でも見ているのでしょう。
それとも、1年やそこらじゃわからんよ。得意げなのか。

ただただ笑っていました。

少なくとも間違ったことはしていなかったようです。

さてさて ホラ日記は今日から休暇に入ります。

1年間の間、疑問は減るどころか疑問は疑問を生んで、僕の頭の中はクエッションマークのインフレになってしまいましたけど。区切りは区切りですからね。



それでも、この答えだけはみつかりましたよ。

「耳と目を閉じ、口をつぐんだ人間になろうと考えたんだ。が、ならざるべきか。」

どんな答えかはヒミツです(笑)

それでは また

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  by hosimango | 2005-10-04 04:12

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