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カテゴリ:詩。( 17 )

 

a four leaf clover



雨は土を伝い
僕に語りかける
「もうそろそろ君の顔が見たいよ」と

真っ暗闇の土の中
同じ闇なら独りでいたいと
僕は外の世界に怯えてる

例えば僕が殻を破り 芽を出したとき
キミは僕に水をくれるのかい?
だって僕の遺伝子は奇形なんだ

この余分な葉を
人々が見て嘲笑う
そして摘み取って 見世物にするんだ

キミは僕を包み
僕に口づけする
「あなたの遺伝子は幸せを運ぶの」と

「限りなく欺瞞だね」って
幸せなんてありはしないんだ
僕みたいな出来損ないにはね

「違うの その人たちの顔を良く見てみて
その笑みは温かなモノだってこと
だってあなたは幸せの元だもの」

この余分な葉を
幸せなんて思えない
人々にとって幸せだとしても

けれど この余分な葉を
切り裂いて 捨ててみても
僕は他の誰にもなれはしないなら

この余分な葉が
誰かの力になれると
それを僕の幸せに変えてみるよ

それを僕の幸せに変えてみるよ
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  by hosimango | 2007-07-04 20:34 | 詩。

a morning glow

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何か僕に出来ることがないかと

あれこれ考えていると

余計なお世話だとはわかっているんだけれど

実は僕が救われたいんだってこと

君にはバレているんだと

思うんだけれど

こんな朝焼けの時間までそのこと考えちゃったりしてること

君のせいじゃないってこと

重々承知のうえだけれど

僕の臆病な気持ちが君のせいにしたがっていること

君のこと救いたいと

はっきり言えばいいんだろうけれど
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  by hosimango | 2007-06-24 23:10 | 詩。

クローバー

浅い闇だ

一面に四つ葉のクローバー

朝露に濡れてる

僕は気がついたらそこに仰向けに寝ていた

悲しいわけではないのに目尻に溜まっていた涙も

よく考えたら朝露だった

昨夜のことはよく覚えていないし

なぜこんなところに寝ているのだろうと

もたげた頭が痛む

もしかしたら飲み過ぎたのかもしれないけど

理由が思い出せない

まぁ、なにかなければこんなところに寝てないのだろうけれど

別に、なにかなくてもこんなところに寝たっていいじゃないかと

天邪鬼になってみたり

化学物質だらけの土に生まれた四つ葉のクローバーにだって生きる意味はあるわけだしさ

そんなどうでもいいことばかり考えていたら

浅い光だ
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  by hosimango | 2007-06-22 12:03 | 詩。

汚れ(yogore or kegare)

汚れた体を洗い流そうと

シャワーを浴びる

ボディーシャンプーは多めに

やがて体を泡が包む

泡は汚れを探し出す

毛穴という毛穴から汚れは出てゆく



でも 僕が消してしまいたい汚れはそんなところにあるんじゃないんだ
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  by hosimango | 2007-05-19 09:36 | 詩。

DIY

仕事なのに何考えてんだろ 俺って

多分くだんないんだ
"多分"って確信もないんだ

氷河溶けて マンモス出てきたり

そんでもって海面が上昇して
日本の神社の鳥居が全部厳島神社みたくなったり

今日の夜降ってきた雨で車がドロドロになるのは黄砂のせいだったり

ああ そうだ俺の頭はエコだらけ
なんて嘘ばっかエゴだらけ

鳴らない電話眺めて落ち込んで
あたりめーだ 電話番号教えてねぇんだから

教わる勇気もないから
遠くから眺めてるだけって

それじゃストーカーだろ


真夜中になんという無気力
なんて無駄なことに使ってんだ気力


自分の気持ち整理する前に
俺の立場整理されるぞ

居場所もねぇって嘆く前に
素直な気持ち消えぬ前に
震える足一歩前に
明日が昨日になる前に

一言「会いたい」と言えばいい
他人事だと逃げ出さずに
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  by hosimango | 2007-05-10 11:21 | 詩。

無題。

久しぶりに田舎に帰った僕は
実家の柱に刻まれた成長の記録を見た

並んで立っても1cmも あの頃とは変わっていなくて
僕はいつになったら大人になれるのだろう

髭も濃くなったし
お腹も出てきた

汚い空気たくさん吸って
いろんなヒトを見捨ててきた

騙されるのが悪いと
騙されてるフリして

大人と言う言葉の意味履き違えて
弱さを見られないように着込んだコートは
この春の陽気にかえって目立って
僕は開きかけたドアを閉じた

僕は一体 何を得たのだろう
僕は一体 何を残せたのだろう

寂しいんじゃない
愛しいんじゃない

多分 どこかに鍵を落としてきただけ

苦しいんじゃない
つよがりじゃない

ただ 訳もなく言葉が出てくるだけ
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  by hosimango | 2007-04-06 10:46 | 詩。

無題。

傷つけることを恐れて
気が付くことも忘れて


輪郭をなぞっているつもりが
道化のパントマイムだ


確かなカタチが欲しくなって
一つ、二つと積み重ねていくうちに
やがて、カタチの山に埋もれていくように


君が想ってくれているということに
僕は想いすぎてて不安になるんだよ


僕らはいつになれば
単純に愛してると言える日がくるのだろう


何気ない一言をさりげない優しさに
何も考えずに出来たらいいな


そっと差しのべた手が
君の涙を掬えたら


そうしたら

きっと僕の気持ちを単純に受け取ってくれるんじゃないかな

と思いたいんだ
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  by hosimango | 2007-04-04 02:30 | 詩。

ぷくぷく


水面越しに揺れる光


ぷくぷくぷく


僕は深く落ちてゆく


もう


無くなってしまいそうだ光


ぷくぷくぷく


無くなってしまったほうがいいんだ


群青色の海


ぷくぷくぷく


落ちてゆくんだ
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  by hosimango | 2006-12-31 01:04 | 詩。

pay

なんて抽象的なモノが僕を苦しめる

よく言葉では聞いたことがあるよ 愛だとか 悲しみだとか 切なさだとか

そんなものこれっぽちも僕は信用しちゃいないんだ

だから 何も騙されてなんていやしない

僕の抱えた買い物袋から溢れ落ちる具体的な物を拾い上げられていないだけなんだ きっと

ドラマのりんごやじゃがいもみたいにさ どんどん転がっていってしまう ただの間抜けさ

そういえば住民税を支払い忘れてる

でも 明日存在しないかもしれないのに払わなきゃいけないのか僕にはわからない

どこに収めればいいのか 他に収めるところがあるのか 僕にはわからない

払いたくないんじゃないんだ ただ本当にわからないんだ 僕ってやつの領収書をくれるところがさ

領収証をください

ここにいるべきか

あそこにいるべきか

領収書をください
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  by hosimango | 2006-12-01 21:33 | 詩。

無題。

届かないことばかりだと

早めに気付くべき だよね
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  by hosimango | 2006-11-15 12:15 | 詩。

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