カテゴリ:詩。( 17 )

 

自転車。

街路樹で 香る 銀杏

避けるように ハブステップ付けた自転車

君を後ろに乗せて走る

君の胸が僕の背中を暖め

自転車は加速してゆく

ありがとうも言う暇なかったね

だから さよならも言わないさ

これから二人 お互いの弱いところ見せ合うんだろ?

悲しかったことや 泣きたかった夜も忘れてゆくんだろう?

この自転車に乗って
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  by hosimango | 2006-11-15 10:54 | 詩。

イデア。

太陽が掴めない

本当だ ついさっきまで僕は握り締めていた

潰瘍が侵食する

本当だ ついさっきまでこの両手穢していた

好きな歌を聴こう

それで満たされるなら

好きな歌を聴こう

どうせイデアには届かない
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  by hosimango | 2006-11-10 11:36 | 詩。

無題。

響く

光のない 灯かりの中

世界は10平方メートル

オーディオの液晶は波打つ

僕は毛布を被り 枕を手繰り寄せる

エアコンの硬音は 音楽の微音を遮って

誰かが飛び降りる音が聞こえた
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  by hosimango | 2006-08-12 22:44 | 詩。

無題

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此処にいては
何もはじまらないと
踏み出した足は 震えていた

キミが作ってくれたサンドウィッチ
頬張りながら
臆病な気持ちに潰されぬよう
心を少しでも満たそうと

見上げた空から 落ちる 一滴
涙じゃなくて ただの雨

拭った頬には 雨が一すじ
キミさえいれば 大丈夫

僕はいても 大丈夫?
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  by hosimango | 2006-04-18 18:51 | 詩。

ドライブ

眠気醒ましに君がくれたガム


そのまま寝ていていいよ


まだ距離もだいぶあるし


でも、隣りで寝ていたら、眠くならない?


そんなに僕の運転じゃ、怖くて寝てられないん?と少しいじわるしてみたけれど、


君が隣りで安心して寝てくれていたほうが、僕は嬉しい


そんなこと照れくさくて言えないけれど


指差し確認、一時停車、君が助手席に乗るときは、


僕の免許は青から金色に変わります


ほら、見て、僕の免許証


「免許の条件等;助手席に君」





*甘いな、甘~い、激甘だ
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  by hosimango | 2006-02-17 02:15 | 詩。

地動説。

地球が俺を中心に回っているとしたら、

それはそれで面白いことだと思ったが、

よく考えるとけったいなことだなぁと再認識。

鏡に映る俺は俺なのかな、

ぶっさいくだとかそんなんじゃなくて、

廻る メリーゴーランドなんて安っぽいもんじゃなくて、

人身事故で止まった電車なんて迷惑なものじゃなくて、

小説を書かない小説家みたいに情けないものじゃなくて、

落ち込んでて、この地上から永遠に地殻へ落下しそうなくせに、

結局、君の声が聞きたいだけなんだろ、

結局、哀れみを請いたいだけなんだろ、

あー、眠れる森の男とはキモいものだ

あー、眠れる森の男とはキモいものだ
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  by hosimango | 2006-02-16 11:49 | 詩。

痛み。

ちくちくする

きみのこころのとげとぼくのこころのとげが

ふれあって

ちくちくするんだ 

いたいよ めんどくさいよ

でも 

このいたみを

それだけぼくらがこころをゆるしあっていると

おもいこむことにしたよ



どうせ ぼくらはおもいこみでいきているんだから
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  by hosimango | 2006-02-07 22:04 | 詩。

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