ファーディナンドの拳。
生き別れの兄弟
両雄並び立たず。
歴史は何度、このような選択を迫るのだろうか。
どちらが勝っても、世界を闇が包む。
このファーディナンド神拳も一子相伝であり、例外は無い。
リオ・ファーディナンド(マンチェスター・ユナイテッド所属イングランド代表)は迷っていた。
この闘いの意味を見出すために。
「レズ兄ぃ・・・」
しかし、迷いはすぐ死に直結する。
リオは全てを賭けることを誓った。この世界を救うために。
-----------------------------------
レズ・ファーディナンド(レスター・シティ所属元イングランド代表)は全ての雑音を消し去り
一つのことを心に決めた。
その穏やかな目はイングランドの紋章を一点に見つめていた。
「弟よ・・・」
-------------------------------------
時は来た。
リオは先手必勝を試みた。
しかし、それはDFにとって致命的なミスだった。
この老獪なFWにそれは通じないとわかったが、しかけた以上、もう元には戻れない。
「スライディングタッークルー!!」
リオは死を覚悟した。
だが、スライディングはレズの足を深く削ったのだ。
そう、レズはこの拳をリオに譲ることを決めていたのだ。
満身創痍、倒れこむレズ・・・
「に、兄さん!!」駆け寄るリオ
レズは微笑みながら最後の言葉を残した。
「我が人生に悔いは無し!!」
リオは泣き崩れた。
しかし、それがファーディナンド神拳の使い手の宿命・・・
リオはレズに誓った。
「今度はちゃんとおしっこするから~!!」
両雄並び立たず。
歴史は何度、このような選択を迫るのだろうか。
どちらが勝っても、世界を闇が包む。
このファーディナンド神拳も一子相伝であり、例外は無い。
リオ・ファーディナンド(マンチェスター・ユナイテッド所属イングランド代表)は迷っていた。
この闘いの意味を見出すために。
「レズ兄ぃ・・・」
しかし、迷いはすぐ死に直結する。
リオは全てを賭けることを誓った。この世界を救うために。
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レズ・ファーディナンド(レスター・シティ所属元イングランド代表)は全ての雑音を消し去り
一つのことを心に決めた。
その穏やかな目はイングランドの紋章を一点に見つめていた。
「弟よ・・・」
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時は来た。
リオは先手必勝を試みた。
しかし、それはDFにとって致命的なミスだった。
この老獪なFWにそれは通じないとわかったが、しかけた以上、もう元には戻れない。
「スライディングタッークルー!!」
リオは死を覚悟した。
だが、スライディングはレズの足を深く削ったのだ。
そう、レズはこの拳をリオに譲ることを決めていたのだ。
満身創痍、倒れこむレズ・・・
「に、兄さん!!」駆け寄るリオ
レズは微笑みながら最後の言葉を残した。
「我が人生に悔いは無し!!」
リオは泣き崩れた。
しかし、それがファーディナンド神拳の使い手の宿命・・・
リオはレズに誓った。
「今度はちゃんとおしっこするから~!!」
by hosimango | 2004-12-31 11:01