人気ブログランキング | 話題のタグを見る

村田朋泰展。

村田朋泰展。_b0053570_121358100.jpg


ということで、村田朋泰展に目黒区美術館まで行ってきました。

JR山手線目黒駅から徒歩10分程の目黒川の辺に、閑静な住宅街に溶け込んでいる。小さいながらも静的な存在感が美術館。こういう美術館がある目黒区の方を羨ましく思います。

村田朋泰さんと言えば、ミスチルの「ヒーロー」のクレイアニメが有名ですよね。実は僕はミスチルの「ヒーロー」以外の村田朋泰さんの作品を知らないで観に行きました(苦笑)。とりあえず、その日は美術館に行きたいという漠然とした目的しかなかったもので、ぐぐっていたら、偶々、見つけてしまったという具合ですw なので、専門的なことなど解らないですし、僕自身のセンスも怪しいものなので、変なこと書いても怒らないでくださいね。



村田朋泰展。_b0053570_1213177.jpg


美術館に入ると、まずレコードの散乱したブルーバードSSS(スリーエス、恐らく昭和44年頃モデルか)がお出迎え。バイオグラフィなど覗き、二階に上る途中でさかだちくんがひたすら逆立ちしている映像に、なんだか不思議な哀愁にも似た懐かしさを抱く。例えるなら、じゃりん子チエや一休さん。二階を上がると方形の作品が並び、俺の路とはかなり針が逆に触れた作品たち。人間の情欲の多様性を確認。

そして、アパートの一室のような玄関を開けると、村田朋泰作品が上映されている。ブルーバック的なクレイアニメ。静かながらも、遠赤外線のように伝わってくる気持ちの温度。途方も無いほどの繊細で精密な造り。やられましたw。人形というものは、人間にあまりにも似ているため、そこに感情が宿るのではないかと認識してしまうと押井守がイノセンスで語ったような記憶がありますが、まさにそんな感情。貴重な映像対談なども鑑賞でき、世間一般的な村田朋泰像が良い意味で裏切られる一面。それはそれでいいかなと。

そして、ノスタルジックで遊び心溢れたセットの展示。これで600円安すぎですw

気になったのは、映像対談を焼鳥屋で行ったみたいなんですけど、レバ串二本250円を食べてみたいなと思った。どこの焼鳥屋さんなんだろう。

  by hosimango | 2006-03-06 03:00 | OMOIDE IN MY HEAD。

<< RE:photon RE:photon >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE